四季咲きハイブリットティーのバラは秋には樹高も２m程になり年数が経つにつれ鉢植えではバランスも悪く、地植えのバラ程の勢いがなくなります。
鉢植えで3～4年のハイブリットティーを植え替えに最適な２月に、庭に植え替える事にしました。
植え替え準備
庭に深さ５０センチ程の穴を堀り、地植えバラの元肥作業と同じ様に元肥を施しておきます。
狭い庭では風通し、日当たりの良い場所は限られるので十分な間隔を開けることが出来ませんが、８０センチ程の間隔があります。
庭に植え替えるハイブリットティー
庭に植え替えるハイブリットティーは左からドフトゴールド、ジョンＦケネディ、夕霧です。
特に元気がなかったドフトゴールドとジョンＦケネディが太い根と幹に育つ様期待します。
ドフトゴールドの植え替え
ドフトゴールドを鉢から取り出したところ、出て来ました！コガネムシの幼虫です。
幸い、細根が残っている状態ですので植え替え後は元気になるはずです。
庭に植え替えたドフトゴールドはバランスが悪く不安定です。
強風で倒れる恐れがあり、しっかりと根付きするまで支柱を立てて支えておきます。
植え替え後に冬剪定を行いましたが、元気がなく、枝数も少ないので浅めに剪定しています。
ジョンＦケネディの植え替え
ジョンＦケネディの根は細根も多くしっかりしています。
庭への根付きも早そうです。
植え替え後もバランスよく安定しているので、支柱も立てていません。
植え替え後の冬剪定は主幹を短くして他の2本の枝を太らせたいのですが、思いきった冬剪定は来年度にします。
夕霧の植え替え
夕霧の根も元気です。
鉢植えの夕霧は横張り枝が多くバランスが悪く不安定でしたが、庭への植え替えで枝数を増やして沢山の花が咲きそうです。
植え替え後の冬剪定でかなり、短くコンパクトに剪定しましたが、まだ株元が混んでいますが、成長過程で枝や葉の整理をしていきます。
庭への植え替えを終えて
土の掘り起こしや元肥作業、土の改良や埋戻しには、かなりの労力と時間を要しますが、その後の管理は鉢植えよりも楽になり、バラも本来の元気な花を沢山咲かせてくれるはずです。
今後も庭植え後の成長をレポートして行きます。
冬の作業で詰まった根の整理や根の点検を兼ねて鉢替えや土替えを行えばコガネムシの幼虫がいても被害を最小限に防ぐことができます。
そう言えば去年は元気がなかったと思われるバラは必ず根の点検をお薦めします。
