清純な白バラの名花 ビルゴ
太い幹から細いつる性の枝に12センチ程の花を沢山咲かせています!
病気や害虫に強く、可愛いのにたくましいバラです!
2011年春に白バラの名花 ビルゴを種から育てる事に挑戦しました。
2010年秋、ご近所から実を頂き、冷蔵庫で春まで保管、3月中旬に実を割り、中の種を取り出し、1個づつピートモス主体の種まき用土に24個植え付けました。
日光が当たり雨の当たらない軒下で乾燥に注意してこまめに水遣りをしながら管理
5月中旬、やっと双葉、本葉が出始め、鉢に植え替えです。
種まき用土はそのままで赤玉土の中粒とパーライトを混ぜて植え替えです。
パーライトは肥料効果はありませんが、通気性と排水性が良いので細根の少ない苗に良く使われます。
種を植え付け後、発芽して鉢に植え替え出来たのは3本だけでした。
6月中旬、元気に成長し始めた3本の苗です。
日当たり、風通し、害虫に注意して管理です。
9月に入り1本の成長した苗に蕾が付きました。
花を咲かすと苗が弱ると言われますが、初めての蕾なのでどんな色の花が咲くか開花を待ちます。
9月中旬、遂に白いバラが開花しました。
親木のバラと同じ色や形でした。
種を採取したバラの花が白でも、植え付けたバラの色や形が親木と同じとは限りません。
受粉が別のバラからだと違った色や形も有り得ます。
品種改良と同じで新種が生まれる事もあります。
新種であれば好きな名前で登録出来ます。
その為、クィーン・エリザベスやモダン・タイムス等、洒落た名前のバラが多くあるのです。
結局2011年中に開花したのは1本のみでした。
2012年には3本共に綺麗な花が開花する事に期待します。