2015年も冬の晴れ間に、挿し木から6年目の強健種つるバラ、ブレーズの剪定と誘引作業を行いました。
細い枝を剪定し、2014年に新しく伸びた枝を中心に横誘引の様子です。
強健種のつるバラ、ブレーズは2014年も株元や前年枝から新しい枝が多く伸びました。
冬場に誘引するまで新しい枝は伸びるだけ自由に伸ばしていますが、柔らかい枝はチュウレンジハバチの産卵に格好の枝になりやすく、秋に産卵痕の手前で切り落としています。
つるバラの花は前年枝に多く咲くので、2014年に新しく伸びた枝を横誘引して行きます。
2本目のつるバラ、ブレーズです。
緑色の枝が昨年伸びた枝です。
株元からのシュート枝も手前に太い枝を伸ばしていますが、途中で切り取った部分から新しい枝が伸びています。
3本目のつるバラ、ブレーズです。
株元からのシュート枝が何本も出ましたが、殆ど途中で切らざろうえませんでした。
一旦、全ての誘引紐を外し、細い枝や古い枝を整理し前年枝を横誘引しています。
2本目のブレーズも同じ様にスッキリと整理、横誘引しています。
横誘引1段目、2段目、3段目の枝から上の段に向かって花の咲く枝が伸びる予定です。
3本目のブレーズは枝が短く斜め誘引で我慢しています。
挿し木から5年間のブレーズ成長記録は「赤いバラのつるバラ、ブレーズ!挿し木から5年の成長記録です。」を御覧下さい。
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強健種のつるバラ、ブレーズは、うどんこ病にも強く病気対策はしていませんが、害虫だけは駆除対策が必要です。
4月にはアブラムシが発生しますが花が蕾の状態で発見しやすく、簡単な殺虫剤駆除で済みます。
課題は夏から秋にかけてのチュウレンジハバチの産卵です。
悩みの種です!
つるバラは細い枝が沢山伸び、葉も多く、新芽の柔らかい枝を好むチュウレンジハバチの成虫が発見しにくく、満遍に薬剤噴霧をするのが大変です。
チュウレンジハバチが寄り付かない薬剤は無いのでしょうか?
2月に誘引した時点では芽も膨らんでいませんし、葉も無い状態から、5月には沢山の花を咲かせる事が想像しがたい状態です。
日当たりも風通しも良い場所なので、どのバラより早く開花します。
害虫にもめげず、駆除対策を定期的に行う事を習慣付けたいと思っています。