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つるバラ、アンジェラの植え付けから花後の剪定等1年目の成長記録





つるバラ、アンジェラ1年目の成長記録

つるバラ、アンジェラは1984年にドイツで誕生したつる性のフロリバンダ種で、別名アンジェリカとも呼ばれています。
日本では、つるの生育が盛んなため、つるバラとして流通しています。

花の大きさが5センチ前後で15弁程の丸弁カップ咲きが房咲きに咲く姿は葉っぱを覆い隠す程です。

1年目はつる性の枝がどの様に伸びるのかを見極め、2年目から成長具合でフェンスかポール仕立ての誘引をして行きたいと考えています。

1年目は株と枝を育てる事に重点を置いて成長させたいと思います。

2月のアンジェラと元肥、植え付け用土

2月につるバラ、アンジェラの大苗をバラのソムリエ、小山内健さんでお馴染みの京阪園芸Webショップより購入し、地植えで植え付けを行いました。

株元から半横張り性、1センチ程の2年程経過した枝が2本と昨年の5ミリ程の枝が伸びています。

枝先では直角に近い横張りの強い枝が伸びています。
枝から沢山の芽が膨らみかけています。

植え付けに使用した元肥と植え付け用土の配合成分です。

元肥成分

  • 堆肥5リットル(土壌改良)
    塩分が少なくフカフカの馬ふん堆肥を使用
  • 油かす200グラム(窒素肥料)
    なたね油かすを使用
  • 骨粉200グラム(リン酸肥料)
    3種類をブレンドして50センチ程の深さに掘った穴の底に蒔きます。
  • 熔成リン肥200グラム(リン酸肥料)
    上から蒔き用土を被せます。

植え付け用土

京阪園芸のバラのオリジナル培養土を使用
オリジナル培養土に含まれる成分

  • 調整ピートモス
  • 赤玉土
  • 日向土
  • ハスクチップ
  • 粉砕モミガラ
  • パーライト
  • 鹿沼土
  • 草炭

補足成分

  • 調整ピートモス
  • 赤玉土中玉
  • 馬ふん堆肥

バラのオリジナル培養土に補足成分を混ぜ、入れています

寒い間は支柱を立て、不織布で防寒をしています。

3月のアンジェラ

植え付けから1ヶ月後、根付いた株からは芽吹きが始まり、鮮やかな新緑色の丸葉が輝いて伸び出しています。

殆どのバラの新葉は赤っぽい色から次第に濃い緑に変わって行きますが、アンジェラの場合は新葉から新緑色なのが特徴です。

十数ヶ所の芽から葉が伸び、今年の枝に成る始まりです。

4月のアンジェラ

植え付けから2ヶ月後、伸びた枝からは沢山の新鮮な葉が付いています。
株元や枝は葉で覆われ見えなくなりました。

沢山の新鮮な葉の間から伸びだした枝先には複数の蕾が膨らみ始めています。




花が房咲きに開花した5月のアンジェラ

5月16日、数輪の花が咲き始めました。
地植えアンジェラの記念すべき1番花です。

5月17日、1日で花が10輪程に増えました。

5月18日、花数が増え、アプリコット色のディスタント・ドラムスやビロード色のパパ・メイアンと縦に並んで見応えのある光景になりました。

5月20日、花が増え続け、房咲きに咲き始めました。

5月22日、ほぼ満開に近い状態です。

5月26日、1番花の終わりが近いアンジェラの花弁が白っぽくなって来ました。

5月29日、雨上がりの光景です。
花びらが散り始め、房咲きの枝が重く垂れ下がりそうです。

5月29日、地植え後の1番花は早めに花がらだけを剪定して、株を休めてあげました。

剪定後はアンジェラに変わって、後ろのサツキが咲き始めています。

剪定後に株元からベーサルシュートが伸びている事が分かりました。
来年以降の主幹に成る様に大切に成長させたいと思います。

最後に

 

植え付けの2月から1番花が終わった5月までの成長記録の途中経過でした。
6月以降の2番花から冬の剪定や誘引作業まで1年を通して更新して行く予定です。

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