5月につるバラ新雪の挿し木を試みました。
害虫やうどんこ病に悩まされながらも順調に成長し、冬剪定に至りました。
純白のバラ、新雪の特徴と挿し木の記録です。
5月19日 春の花が終わった枝を長めに切り、6本の挿し木に挑戦です。
底から白根も出だし、新芽も出た、2ヶ月後の7月に5号駄温鉢に植え替えです。
下段の駄温鉢が植え替え後の新雪の挿し木です。
特徴に説明通り、つる性の枝がグングンと伸びます。
支柱で支えないと、枝が垂れ下がリます。
新芽や葉の伸びが旺盛な分、害虫の標的です。
画像はチュウレンジハバチの幼虫が柔らかい葉を食い荒らす様子です。
薬剤散布するか、葉を落とさない限り、全てを食い荒らされます。
チュウレンジハバチの幼虫が見つかれば、必ず、産卵痕があります。
残念ながら、産卵痕の下で切り落とすのが無難です。
切り落とした下の芽から新芽が成長します。
害虫、チュウレンジハバチについては、バラの大敵害虫 チュウレンジハバチを御覧下さい!
バラを育てる中で頭を悩ますのが、害虫の被害とバラの病気です。特に駆除の難しい羽のある成虫は、葉の裏や若枝に卵を産み付けます。日頃からの観察と早めの対処が大切です。
冬剪定前の新雪の挿し木です。
産卵痕の下で切り落としたり、うどんこ病で葉を落としながらも成長を続けています。
切り落とした後にも新たな産卵痕ができています。
チュウレンジハバチの成虫の活動期は、柔らかい新芽の枝元直に産卵痕があります。頭の痛い害虫です。
産卵痕や葉を全て落とし、枝を短く剪定しました。
冬の植え替えは行わず、成長を観ながら、鉢増し、植え替えをする予定です。
純白で大輪の花が沢山、咲き揃うと心が洗われる気分になります。
害虫に負けず、自由なレイアウトで挿し木からでも立派に育つ事を願っています!