HTピースの大苗を庭に植え替えました

年明け早々、昨年秋に購入したハイブリッド・ティ・ローズの名花、ピースの大苗を庭に植え替えました。

正月中は大雪に見舞われ作業も出来ませんでしたが、雪も溶け、作業開始です!

寒い1月、2月はその年のバラの成長を左右する、植え替えや剪定等大切な作業に適した時期です。

寒くとも、植え替え作業と剪定で体も気持ちもホッカホカです!




HTピースの特徴

バラの殿堂入りで有名なピースは花色が黄色にピンクの覆輪で15~16センチの大輪、香りも有ります。

別名、マダム・アントワーヌ・メイヤンと呼び、パパ・メイヤンと並んでフランスメイヤン社の名花です。

大苗、ピースの剪定

購入時の大苗、ピースは元気な枝が4本分あります。
只、同じ方向に2本が並んでいて、混み合う事が想像できます。

内側の1本を株元から切り落とし、葉っぱも枝元から落としました。




植え替え準備

庭に植え替える為の穴を幅、深さ共50センチ程掘ります。
他の木々と混み合っているため多くの根が出ましたが、根を切りながら掘り進めます。

穴の底に入れる元肥を作ります。
ぼかし肥料等、配合済みの元肥も市販されていますので、新たに個々の肥料を購入されたり配合が面倒な方にはお勧めです。

堆肥:5リットル(今回はバーク堆肥)
油かす:200グラム(なたね油かす)
骨粉:200グラム
混ぜ合わせます。

穴の底に入れます。

上から熔成りん肥:200グラムをかけます。

掘りあげた土に、水はけを良くするために腐葉土を混ぜ、穴に戻します。
大苗が安定する様に土を山形にしておきます。

ピースの植え替え

ピースの大苗を鉢から取り出し、よくほぐします。
太根や白い細根を広げ安定させます。
土をかぶせます。

接ぎ木部分が土に被らない程度に土を入れ、
根が伸びて安定するまでの間、支持棒で支えます。

タップリと水を与えます。
庭が傾斜地で水が浸透する前に流れるのを防ぐため、15センチ程のポリカ波板を土留め、水留めに利用しています。

最後に防寒対策として不織布で覆い、霜や雪の被害を防ぎます。
3月の気候や芽の様子を見ながら取り外します。

最後に

今回、庭に植えたピースは既に植わっているパパ・メイヤンの隣に並べました。
色や樹形は対照的に感じますが、兄弟バラで仲良く元気に育ってほしいと願っています。

皆さんも、春の開花を楽しみに、冬の植え替え、剪定作業に励みましょう!

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