５月に購入した接木苗、夕霧の秋バラ開花までの成長記録です。
系 統 HT ハイブリッドティ
作出年 1987年
作出者 鈴木省三、京成バラ園芸
花系 大
花色 淡い桃色地にローズ覆輪
香り 中香
開花性 四季咲き
樹形 横張り性
樹高 1.2ｍ～1.5ｍ
樹勢 強い
交配親 Pristine×Seika
淡い桃色地にローズ覆輪の花が爽やかです！
5月3日に接木ポット苗を購入後直ぐに植え替え、1番花が咲き終わった花柄を摘み取り、秋までは葉や根の成長の為に摘心しながら育成して行きます。
７月２５日 新芽が順調に伸びています。
８月１２日 新芽と害虫の被害にあった古い葉との差がはっきりと分かります。
９月１６日 摘心しながら育った葉が混み合い始めたので、横張り性の樹形も考慮して根と株固定の結束を外しました。
これで、下葉まで日当たりと風通しが良くなります。
１０月３１日 発育は旺盛で順調に成長した蕾が色付き開き始めました。
２本の太い枝から一輪の花を付けるハイブリットティーの特徴です。
ハイブリットティーは切花向きで、大きな花一輪でも、贈り物すれば喜ばれます。
１１月３日 夕霧の秋バラが、ゆっくりと咲き始めました。
咲き始めは白とピンクのコントラストも綺麗で、清純な乙女のイメージが思い浮かべられます。
咲き始めと開いた全体画像です。
枝も葉も元気で、蕾のない側枝もありますが、根の成長のため枯れるまでは、剪定はしません。
１１月６日 夕霧の秋バラが見事に咲きました！
蕾の色付きから１週間以上かけての全開です。
咲き始めからはピンク色が薄くなっていますが１年目の秋バラは格別の喜びです！
秋バラは気温の低下とともに、成長速度が遅くなり、全開までに日数がかかりますがそれだけに、長く楽しむ事ができます。
春の１番花は栄養豊富で花も大きく、色合いも鮮やかですが、秋バラ程、長くは楽しめません。
春から悩まされ続けた害虫もめっきり減り、葉も花も元気です。
春、５月から１２月まで楽しめる四季咲きハイブリットティーですが、秋バラは花柄だけを切り取り葉を多く残し、休眠期に備えると良いと言われていますが、１日で咲き終わる夏場の２番花や３番花を、あまり咲かせず、摘心や花柄だけを切り取り、枝や葉を多くすれば、秋バラでも充分、長いめの切花が可能で、切花にしてからも１０日程は楽しむ事ができます。
１１月、１２月の庭はバラ盛りです！