バラを緑枝挿し(夏挿し)で育てる。2010年版

一昨年2010年から緑枝挿し(夏挿し)で育て始めた記録です。

冬挿しに比べ成長が盛んな時期の挿し木は根付きも良いので初めての方にお薦めです。




緑枝挿し(夏挿し)に挑戦

3種類の親木の花です。

 

緑枝挿しの時期や方法は同じなので、まとめて紹介します。

2010年5月~6月
5月になればバラの一番花が一斉に咲き出します。

切花で楽しんだり、咲き終わるまで楽しんだりと様々ですが、花の終わった枝を5枚葉2,3枚残して剪定して、次の花芽に備えますが切り取った枝を緑枝挿しに利用します。

切り取った枝を2節ずつ残して切り、下の葉は葉柄で落とします。
しばらく、水に浸けておきます。

さし木用土はパーライト7、ピートモス3の割合で作ります。

葉が触れ合わないように間隔をあけて埋めます。
葉が大きいので風で動きやすく、発根しやすい様に軽く紐で固定しておきます。
たっぷりと水をかけ、水を切らさないよう注意をして、雨の当たらない風通しの良い日陰で管理します。

10日程で葉が黄ばんだり枯れたら失敗です!やり直して下さい!
1ヶ月位で発根して2ヶ月位で鉢上げ(植え替え)です。
タグで挿し木した日を書いておくと便利です。

挿し木に新芽が出始めました!

挿し木の葉柄から新芽が出始めたので、鉢上げ準備にかかります。
1本ずつ4~5号の鉢に植え替えます。
用土は発根したてなので、細根が出やすいように、赤玉土の中粒7 パーライト2、ピートモス1の割合で作りました。
土中に酸素が行き渡り根が良く育ちます。

挿し木の鉢上げ(植え替え)完了です。

2010年は葉を茂らせ強い根を育てる為に蕾が付いても摘んで来年の開花に備えます。




エンジョイローズ