地植えバラの元肥作業と冬剪定

2月に入り冬の管理作業が忙しくなってきました!

暖かい日を選んで地植えバラの元肥と冬剪定作業を行いました。




地植えバラの元肥作業

画像左が宴、右がクイーンエリザベスの株元です。

どちらのバラもシュート更新を何度も繰り返している古株です。

例年、2、3箇所穴を掘って元肥を施していましたが、今年は元肥を施すると共に根や土の状態を確認するために、株元の周囲を深さ30センチ程掘ってみました。

2本のバラの距離が近い為、根も混み合っていますがまだまだ元気そうです。

元肥の配合

元肥には1株当たり
バーク堆肥 5リットル
油かす   200グラム
骨粉    200グラム を混ぜ
株元周囲の穴に入れ、上から熔成リン肥を200グラム程、撒いています。

掘り上げた土を通し網で通して草や古根を取り除き、水はけが悪くなった土の改良に腐葉土やピートモス、パーライト等を適量混ぜて埋め戻しています。

たっぷりの水を与え、土を落ち着かせ、元肥作業の終了です。




地植えバラの冬剪定作業

引き続いて冬剪定も行いました。

元肥作業の終了の画像は剪定前ですが、2本のバラの距離が近く、両方の主幹になる枝の方向が交錯しそうで、夏には枝や葉が混み合っていましたので、クイーンエリザベスの古い主幹を株元から切って、新たなシュート更新に期待をしてみます。

古い主幹を株元から切り、赤みの枝を残しました。
内芽や外芽にこだわらず、枝が交錯しないよう剪定しています。
高さを揃えるのも結構大変です。

宴の剪定前は主幹に栄養が集中して沢山の枝を伸ばしていますが、左の細い幹は元気がありません。
左方向へへのシュート更新に期待をしてみます。

主幹をもっと短く揃えたいのですが、今回はこの位で様子を見ます。

元肥作業はこの時期だけですが、剪定は順次、枝や葉の様子を見ながら行えます。
成長に併せて管理作業を進めて行きます。

地植えバラ、ファースト・ブラッシュの植え替え

地植えバラのファースト・ブラッシュにも元肥を施する為に株元の周囲を掘って見ました。
ここ数年元気がなかったので注意深く掘って見ると、細根が全く無い事が分かり、掘り上げて鉢に植え替える事にしました。

元気がないはずです。細根が全くありません。しかも、根から枝が2本に別れています。

2鉢に植え替えました。

土は赤玉土の中粒にピートモスを混ぜ、細根の少ない根に酸素が行き渡る様パーライトを入れています。

昨年に挿した、ファースト・ブラッシュの挿し木は順調に育っていますが、見事な花を咲かせた親木も元気を取り戻してくれるよう願っています。



エンジョイローズ