ミニバラや若いバラの柔らかい葉に白い斑点がついていれば葉ダニが疑われます。
特に高温の夏場に発生しやすく、繁殖力も早いので注意深く観察する事が大切です。
小さいダニが葉裏に付いても、肉眼では見つけにくく、葉がカスリ状になって気がつきます。
葉裏から葉液を吸い取るので、葉が黄色っぽくなり、木を弱らせます。
こうなってから殺ダニ剤をかけても、葉が元には回復しません。
画像の様に全ての葉を落とすのが無難です。
高温の夏場には葉が乾燥しやすく、葉ダニ発生の好条件になります。
定期的な薬剤散布が効果的ですが、柔らかい葉は薬剤負けする事もあり、予防としては霧吹き等で葉に湿気を持たすのが大切です。
バラは日当たりと風通しの良い場所へ置くことが大切ですが、夏場の乾燥には注意したいですね!
葉ダニが付いてしまえば、葉を全て落とし、幹や枝に付いているダニを洗い落とした後に殺ダニ剤をかけておきます。
その際に葉が混み合わない様に軽く剪定をして、株元の細枝等を切っておきます。
固形肥料や液肥も適度に与えましょう!
肥料のやりすぎは肥料焼けに注意して下さい。
大丈夫!
元気なミニバラは、10日程で画像の様に新葉が出始め、秋のミニバラが楽しめます!