バラを育てる中で頭を悩ます害虫が、コガネムシの成虫、幼虫です。
特に羽のある成虫は、葉を食い荒らします。
日頃からの観察と早めの対処が大切です。
5月から9月頃まで活動する成虫は、バラの花弁や蕾、葉を食い荒らします。
マメコガネと呼ぶ光沢のある緑色の成虫は、やっと咲きだした花の花弁に穴を開けて食い荒らします。
見つけ次第の捕殺は簡単ですが、飛来するので捕殺以外の駆除法は難しいです。
有機物を多く含む土や落ち葉に潜り産卵します。
3月撮影の画像です。
3月に寄せ植えのミニバラの植え替えをしたのですが、2011年の秋から、元気がなかった株元にコガネムシの幼虫が数匹潜んでいました。
細い白根が食い尽くされていました。
肥料は油かす等の有機肥料を主に与えていたのも要因でしょうか?
3月に一株、一鉢に植え替え、全てのミニバラが元気に育っています。
どの株が元気がなかったか分からないくらいです。
しかし、植え替えをしていなかったら、枯れていたでしょうね!
成虫は花や葉をよく観察する、幼虫は1年に1度は必ず植え替え、根の状況を見極め、被害を最小限に食い止め、バラの花と成長を楽しみましょう!